<< 頑張れ!(ナウ) | main | とにかく絶品(1) >>

スポンサーサイト

  • 2017.09.03 Sunday
  • -
  • -
  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

一定期間更新がないため広告を表示しています


好きです。商店街

商店街の活性化は我々流通研究者の喫緊の課題の一つである。地域活性化の目的の一つが商店街の活性化だからである。確かに地方都市に行けば、必ずといっていいほど疲弊した商店街を目撃する。そこで、考えるのがこの商店主は商売をやる気があるのか!要するに商店主の経営能力の問題で、やる気さえあればもっと経営はよくなると思う反面、消費のマクロ的環境の変化や流通構造の劇的な変化、あるいは商店街がもつ構造的な問題が如何ともし難く横たわっていることである。なぜ商店街に活性化してほしいのか?よく考えると実は私が流通に興味をもったのも少なからず「商店街」への愛着があったからだろうと思う。商店街が流通研究の扉を開けたのです。

小さい頃にたまに連れていってもらった佐賀市の呉服元町商店街は田舎者の子どもには、何でも揃う華やかな街で行くだけでワクワクするような空間だったのを今でも憶えている。私が住んでいるところにはデパートもなく、佐賀市内の街(特に商店街全体が)はまさに私にとっては「消費の殿堂」だったのです。

高校時代に生まれて初めて彼女とデートしてのも久留米(福岡)の一番街(商店街)でした。アーケードの中にある映画館で映画をみて、食事をして、バスで帰ってことを思い出します。田舎の高校生だった私には、久留米の一番街は刺激的な街でした。当時はチェッカーズや松田聖子全盛期で、この街で遊んだら自分たちもスターになれるかもしれないという何か得たいの知れないパワーを街全体が持っていたような不思議な空間でした。

しかし、現在は双方の商店街も売上低迷であえいでいます。一番街においては核店舗だった、デパートの「井筒屋」が撤退し、商業中心地としての地位も郊外に奪われています。(久留米は天神に顧客を奪われているのが一番の原因ですが)

昔からもっていた「商店街」への思い入れ、愛着が今の研究にもつながっているような気がします。地域再生という言葉で語られる時に必ず問題になるのが、商店街を如何に再生するかという問題です。地域再生とは切っても切り離せません。そこで読んだ本ですが、大変参考になりました。特に商店街は「物語消費の場」にしないといけないという政策提案なんかは非常に共感がもてます。地元に暮らす人々が愛着をもって「物語を消費する場」として商店街を活用する施策をもっと、もっと考えるべきであるし、その「場」から人を育てるのです。

どこの地方都市の商店街に行っても、全国チェーンのファーストフード店や居酒屋、スーパーで「街の金太郎飴化現象」が起こっているのも、その地域独自の資源を見いだし、活用して、発展させる「場」と「人材」が不足しているからだろうと思います。その地域にしかない独自の資源が競争優位を生み出す源泉なのです。つまり、天神と競争するのではなく久留米独自の資源を活用しそこに住む人と共生することが地域再生と商店街再生につながると思います。その「場」に商店街が、「人材」に商店主が成り得る可能性は大きいと思っています。

大変勉強になる1冊です。皆さんも読んで感想を聞かせてください。 

スポンサーサイト

  • 2017.09.03 Sunday
  • -
  • 22:52
  • -
  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

コメント
ふと立ち寄りました、少し前の記事ですが失礼します。
本は今注文してみました。
そう言う仕事をしている訳ではありませんが、久留米に住んでいて一番街はよく行きました。映画館がいっぱいありました。
上峰にマイカルが出来たころ「地元映画館を応援しよう」と行った映画館で(東映でした)そっけないおばちゃんの対応にとてもがっかりしたのを覚えています。それから数年久留米の映画館には足を運びませんでした。
人ごみの苦手な私は一番街は嫌いでした「ひとがおおかったから・・・」
すっかり人の耐えた休日の一番街で「なんとか盛り返してほしい」と思いました。
そんなとき、とあるお店の方から「お客が来ないから悪い」という趣旨の話を聞きました。
しばらくは、人は戻ってこないだろうなと思いました。
昨年、もとショッパーズの展望エレベータから瓦礫になった井筒屋を見下ろしながら、何とも寂しい気持ちになったのを思い出しました。
自分から何かをする訳ではないので虫のいい私ですが、やっぱり少しでも当時の雰囲気が戻ってきてほしいと思っています。

ながなが、失礼しました。
  • sugahara
  • 2012/01/21 1:22 AM
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック
calendar
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< December 2019 >>
sponsored links
本棚
selected entries
categories
archives
recent comment
links
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM